日本語教師奮闘記

日本語教師です。普段はツイッターでしょーもないことばっかり呟いてます。

答えられない質問

こんにちは。友です。


日本語教師というのは、高い日本語力の求められる仕事です。
というのも、学生からくる様々な質問に答えなければならないからです。


例えば、初心者泣かせの「たられば」です。


「『春になったら桜が咲く』と『春になれば桜が咲く』は何が違うんですか。」


さらにこれに『春になると』が混ぜられた日には、経験年数の浅い先生はたとえ生粋の日本人であっても頭の中が大混乱でしょう。
他にも『頭が痛いから帰る』と『頭が痛いので帰る』だったり、『行くつもり』と『行こうと思っている』だったり、初級レベルの教科書でも類似表現というのは結構多いものなのです。
しかし、私友は日本語教師歴6年目。だんだん初心者は抜け出し中堅と呼ばれる立場です。
この程度の質問で慌てたりなんかしません。

ところが。
何年経っても、いくら考えても、どうしても答えられない質問というのもあります。





「先生、なんで彼女いないの?」





先生の日本語力じゃさっぱりわかりません……。